AO・推薦入試で「損する受験生」に共通すること

今、AO入試・推薦入試を目指す受験生が増えている。

文部科学省の統計によれば、近年、私立大学の入学者の半数以上が推薦・AO系の入試を経由している。国公立大でも推薦枠は拡大傾向にある。それに比例して、「どうすれば受かるのか」という情報需要も高まっているはずなのに、現実にはリアルな情報がほとんど出回っていない。

今回は、AO・推薦入試において「損をしやすい受験生のパターン」を整理する。あなた自身や、周りの受験生に当てはまる部分がないか、ぜひ確認してほしい。


パターン①:「なんとなく受けやすそう」で志望校を選んでいる

「一般入試より倍率が低そう」「面接だけなら何とかなりそう」。

こうした動機でAO・推薦入試を選ぶ受験生は少なくない。しかし、AO入試は決して「簡単な抜け道」ではない。

多くの大学のAO入試では、志望理由書・小論文・複数回の面接・グループディスカッション・プレゼンテーションなど、一般入試とは全く異なる能力が問われる。「学力試験が苦手だから推薦にしよう」という発想では、対策が大幅にズレてしまう。

まず必要なのは、「その大学・学部がAO入試で何を見ているか」を正確に把握することだ。それは募集要項を読むだけではわからない。実際に受験した人の話を聞いてはじめて見えてくることが多い。


パターン②:二次情報だけで対策を組んでいる

ネットには推薦・AO入試に関する記事が山ほどある。
「合格する志望理由書の書き方」「面接で気をつけるべき10のこと」

こうした記事が完全に無意味だとは言わない。
しかし、これらはあくまで二次情報だ。実際にその大学を受験した人の経験を、誰かが加工・編集したもの。大学ごと、学部ごとの細かい違いは、こうした情報には反映されにくい。

「面接は和やかな雰囲気です」と書いてあっても、実際に受けた人は「かなり圧迫気味だった」と感じていることもある。
「倫理観を問う質問が多かった」「学部の研究内容についてかなり深く突っ込まれた」「志望理由書に書いたことを全部掘り下げられた」
こうしたディテールは、実際に受けた人にしか語れない。

二次情報で全体像をつかむのは正しい。しかしその上に、一次情報という「解像度の高い地図」が必要になる。


パターン③:戦略なしに複数校を受ける

AO・推薦入試は、出願時期・試験形式・スケジュールが大学ごとに大きく異なる。第一志望の試験と併願校の試験が重なったり、書類提出の締め切りが重複したりすることも起きる。

また、AO入試で不合格になった場合、一般入試にどうシフトするか。推薦入試を受けながら、一般入試の勉強をどの程度並行するか。こうした「戦略の全体設計」が甘いまま動くと、どの入試も中途半端になってしまうリスクがある。

志望校の選び方、受験の順番、一般入試との兼ね合い。こうした戦略を立てるためにも、実際に同じような状況で受験を経験した先輩の話は非常に参考になる。


「情報を持っている人」との差を縮めるために

AO・推薦入試において「損する受験生」に共通するのは、情報が足りていないことではなく、自分に合った解像度の高い情報にたどり着けていないことだ。

情報そのものは存在する。しかし、そこへのアクセス手段が限られているために、知っている人と知らない人の間に大きな差が生まれている。

JaoRiumは、実際に志望大学を受験・合格した大学生メンターと高校生を直接つなぐことで、この差を縮めることを目指している。対策の方向性について不安を感じているなら、まず一度、実際に経験した人の話を聞いてみてほしい。

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